こんにちは。尼崎 武庫之荘 真光寺の楠木光雲です。
皆様、新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年も真光寺を宜しくお願い致します。
本日も天岸浄圓先生のお書きになられた書物を読ませていただきました。そこにはこのようなことが記述されていました。
「恩」という言葉を皆様は最近いつ使いましたか?
改めて思い出してください。
思い出せないのでは・・・。
言葉が使われないということは、その感性がなくなっているということなのです。
「恩」という漢字は「因」と「心」の二文字が合わさってつくられています。
「因」の字は、大きな敷物の上に人が大の字になって寝ている姿を、上から写した文字だそうです。人が手足を伸ばして、大の字になってグッスリと寝ることができたのは、敷物のおかげでした。
その恵みに感動したときの心を、「恩」という字で表現したのです。
私たちが、今生きていることは、私たちを支えてくれる、様々な恵みのおかげであると感じる心、それが「恩」であります。
年が明けても、変わらず仏さまのご恩に対して感謝しお念仏を申していきましょう。
南無阿弥陀仏
浄土真宗本願寺派 真光寺
兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号
阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分