皆様こんにちは。武庫之荘　浄土真宗　寺院　真光寺　楠木光雲です。

本日は倶会一処という言葉についてお話させていただきます。

『仏説阿弥陀経』に倶会一処という言葉がございます。

倶会一処とは、ともに一つのところ（お浄土）で会うという意味です。

亡くなった方々はお浄土に生まれ、南無阿弥陀仏のはたらきとなって私たちのところに届いてくださっています。

亡くなったらどうしてもそれで終わりだと思ってしまう私たちに、そうではない、お浄土というまた生まれていく場所があるのだと阿弥陀様は教えてくださいます。

浄土での再会が間違いないものであっても、凡夫である私たちにとって愛する人が先立つ悲しみは大きくて耐え難いです。

しかし、阿弥陀様はともにその悲しみを乗り越えてくださるのです。

命が尽きたとき、お浄土という世界で再会することができる、そして、今まさに先立たれた方々と（南無阿弥陀仏のはたらきを通して）お会いしている、そう味わわせていただけるのです。

愛別離苦をそう味わわせていただけるのは、阿弥陀様のご本願の御蔭であり、そのような我が身はとても恵まれているのだと思いました。

様々なことに感謝し、ありがとうございますという御恩報謝のお念仏を申させていただきます。

南無阿弥陀仏

浄土真宗本願寺派　真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘１丁目８番５号

阪急武庫之荘駅南側　徒歩３分

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