明日ありと思う心のあだ桜

皆様こんにちは。武庫之荘 浄土真宗 真光寺 楠木光雲です。

本日は親鸞聖人が得度されたときのことをお話させていただきます。

親鸞が得度をしようとしたとき、師の慈円は「もう夜なのだから出家は明日にしよう」とおっしゃった。

伝説によると、9歳の親鸞は師慈円に対してこのような歌を詠んだという。

「明日ありと思う心のあだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」

(夜の嵐が吹かないとは限らないこの世であってみれば、桜が明日もあると思うのは間違いです。諸行無常、永遠不変のものはありません。今すぐに出家させてください という意味)

様々なことに対して、感謝せずに当たり前のように生活をしている私たちにはとても考えさせられる歌です。

この歌を思い返して、出来る限り様々なことに感謝できるようになりたいです。

 

南無阿弥陀仏

浄土真宗本願寺派 真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号

阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分

ホームページ http://sinkouji.main.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です