拝んでいるのではなく実は・・・

皆様こんにちは。尼崎  武庫之荘  浄土真宗  真光寺  楠木光雲です。

本日は、仏花を通してお味わいさせていただきます。

以前にも記事にさせていただいたかもしれませんが、何度もお聴かせいただきましょう。

仏花は何故こちらに向けられているのでしょうか?

ご本尊が奥に安置されているので、ご本尊の阿弥陀様にお花の裏側を見せることになります。

それは、失礼に値しないのでしょうか?

と、疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これが浄土真宗のお荘厳(お飾りの仕方のことです。)でございます。

仏花は浄土真宗において、仏様のお心を表していると言われています。

つまり、その仏様のお心が常に私たちの方に向けられているということを表しているのです。

お花などお供え物をするのは、私たちでありますが、お供えしたその瞬間から、もうそのお供えは私たちに向けられているということを忘れてはいけないと思います。

拝んでいるのではなく、実は拝まれていたという感覚で手を合わせられれば良いですね。

南無阿弥陀仏

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