東日本大震災から8年 ご遺影ではなく阿弥陀様をご本尊にする意味

皆様こんにちは。尼崎 武庫之荘 浄土真宗 真光寺 楠木光雲です。

昨日は東日本大震災から8年が経った日でした。

1万8千人を越える死者・行方不明者を出した地震です。

たくさんの方々が大切な人を亡くされ、言葉に出来ないほどの厳しい現実を突きつけられた日となりました。

いつも私たちはお勤めをさせていただくときに、無量寿という命の根源に対して手を合わせております。

つまり、自分と最も関りが深い家族(故人)だけではなく、今を生きる私たち全ての命、御往生された方々全ての命(東日本大震災で被災された方々の命ももちろん含まれています)・・・全ての命の親(根源)に対して、手を合わせているのです。

3月11日という日は忘れてはならない日です。

そして、毎日のお勤めにおいてその方々の命に対しても私たちは手を合わせているということを忘れてはならないと思います。

お仏壇に故人様のご遺影をご本尊とせずに、阿弥陀様をご本尊にしているという意味をまた改めて味わわさせていただきました。

 

南無阿弥陀仏

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です