宗教とは?浄土真宗とは?

皆様こんにちは。浄土真宗 尼崎 武庫之荘 真光寺 楠木光雲です。

本日は、宗教とは?浄土真宗とは?一体なんなのでしょうか?ということを御一緒に考えてみたいと思います。

宗教の「宗」という字には要という意味があります。
扇子も要の部分が壊れてしまったら全体がバラバラになってしまうように、要の部分が全体を成り立たせているといっても過言ではありません。
宗っていうのは、つまり、最も肝心要なものということです。
つまり、宗教とは、自分の人生において最も大切な存在に教えが置かれることだと思います。
私たちは何が中心にきてるのか?と、自分自身に問いかけてみたらやはりどこまでいっても「自分」というものを一番として、分別の中で生きてしまっております。

自分と他者は別の存在と分別した場合、どういうことが起きるでしょうか?

他の痛みや悲しみを他人事としてしまうということです。

無分別であれば、あなたの痛みは私の痛みであり、あなたの悲しみは私の悲しみである、というような生き方になるわけです。

できるかどうかはさておき、どんなときもその無分別のお心にかなった(リードされて)生活を一生懸命させていただくということが専門用語で他力本願というのではないでしょうか。

無分別の心は極一部ですが、素晴らしい尊きお心だと思います。

大切にさせていただきたいと思います。

南無阿弥陀仏

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