皆様こんにちは。尼崎 武庫之荘 浄土真宗 真光寺 楠木光雲です。
本日は、仏教や浄土真宗の教えは何故、何百年何千年と続いているのか?ということについてお話したいと思います。
結論から申し上げますと、それはいつの時代も(過去、現在、未来)悩みの種は一緒だからだと思います。
どれだけ昔で食べるものや便利さにおいて苦労した時代であっても、どれだけ物に恵まれた時代であっても、根本的な苦しみは一緒です。
人は生まれることによって悩みがスタートし、歳を重ねて体を痛め、病気になり、命を終えるときがきます。
嫌いな人と共存しなければなりません。
愛する人との別れもあるでしょう。
求めているものは(物だけではなく心が満足いかないことも含む)なかなか思い通りに手に入らないです。
手に入っても、もっともっとと求めてしまうのが悲しきかな私たちです。
心や体は全く思い通りになりません。
自己中心的な我執も消せません。
だからこそ、どんな時代にも通用する仏教(浄土真宗の教え)はここまで続いてきましたし、これからも必ずなくなることはありません。
今一度よくよく考えてみると、当たり前のように毎日触れている教えはとんでもなく有難いものなのですね。
こんな素晴らしいものを学んだり味わわせていただいていることに、本気で感謝せねばならないと思います。
いつもありがとうございます。南無阿弥陀仏