浄土真宗の教え

皆様こんにちは。阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分の寺院 真光寺 楠木光雲です。

本日は、浄土真宗の教えとはどのようなものかについてお話させていただきます。

皆様はお浄土とはどのような場所か答えられますか。

浄土を真の宗としている浄土真宗。浄土がわからなければ、教えも身に入ってこないでしょう。

浄土とは清らかな世界。つまりは、自分の上に清らかな心、また気持ちが開けるかであります。

浄土という心が開かれれば、様々なものごとの価値判断が変わってきます。

私たちは生きていく上で、必ず生老病死という苦しみを持つと思います。

残念ながら現実を変えることは出来ません。けれども、受け取り方、心のありようによってその現実は180度変わるのであります。

苦しさ、悲しさはもしかすると消すことは出来ないかもしれません。

それでも、必ず訪れる生老病死という現実を乗り越えていける心を養うのが浄土真宗の教えではないでしょうか。

浄土を真の宗としている浄土真宗の教えが、本当はこういう風に考えるべきなのだよ、こう考えることは出来ないかなどと語りかけて導いてくれます。

厳しい現実から目をそらさず、乗り越えていける、そんな教えなのです。

 

南無阿弥陀仏

 

浄土真宗本願寺派 真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号

阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分

ホームページ http://sinkouji.main.jp/

帰依

皆様こんにちは。武庫之荘 浄土真宗 真光寺 楠木光雲です。

本日は帰依するとはどういうことかについてお話しさせていただきます。

石を海に投げると石は海の底に沈みます。しかし、船の上に石をのせるとどうでしょうか。石は沈む性質を持っているけれど、船にのっているので、浮いていることになります。

私たち凡夫はどうしようもない性質をもっているけれど、阿弥陀様の本願力によって救われるのです。

阿弥陀様は私たちに煩悩をなくせとおっしゃられた訳ではないのです。もちろん煩悩を持っていることは恥じなければなりません。

けれども、どうしても煩悩を消すことは難しいのです。

だから、煩悩をどうしても滅することが出来ないならば我にまかせてくれよと阿弥陀様ははたらきかけてくださっているのです。

阿弥陀様のお呼び声に素直におまかせすれば、どうしようもない煩悩を持った凡夫でありながら往生したときには阿弥陀様と同格(同等)の仏としていただけるのです。

ただおまかせすれば良いのです。

言葉で言うのは簡単ですが、頭ではわかってはいるもののなかなか難しいですね。阿弥陀様を心のご本尊にしていれば、阿弥陀様にリードされるような生き方が出来るはずです。

私たちは何を心の中心(ご本尊)としているのでしょうか。

人間は心(意思)があるので、変わることが出来ます。石とは違います。

学仏大悲心

仏の心を学び、自分の至らなさに気付いて、阿弥陀様の願いに応える人生へと転換していきたいです。

 

南無阿弥陀仏

 

浄土真宗本願寺派 真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号

阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分

ホームページ http://sinkouji.main.jp/

他力のお念仏

皆様こんにちは。武庫之荘 浄土真宗 真光寺 楠木光雲です。

本日は他力のお念仏についてお話しさせていただきます。

 

念仏は私の上に宿った如来である    梯 実圓

 

南無阿弥陀仏というお念仏は、阿弥陀様のおはたらきが今まさに届いたのだという証であります。

梯 実圓先生はその有様を、「私の上に宿った如来である」と味わわれました。私たちは、自分の口から出ているお念仏が尊いものだと果たして本当に実感出来ているのでしょうか。

人生経験が多い者と人生経験が浅い者。仏教のことをたくさん知っている者と仏教の知識があまりない者。・・・私たちはどこかで分別してしまっているのではないでしょうか。

煩悩が絶えない私たちは、どうしてもいつも仏様とは全く正反対の考えになってしまいます。

言うまでもなく、阿弥陀様はそのようなことは全く関係ない、一切平等のお心(慈悲心)を持っているのであります。

どんな人であろうと本願を心から信じ南無阿弥陀仏と申せば、いつどこで誰が称えようと、それは間違いなく無上の功徳が備わっているお念仏なのであります。

今手を合わせる身としていただいたことも、仏縁をいただいていることも、お念仏が尊いものであることも・・・全ては阿弥陀様のおはたらきの御蔭であります。

深く感謝して他力のお念仏を欠かさないようにしたいと思います。

 

南無阿弥陀仏

 

浄土真宗本願寺派 真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号

阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分

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