仏様や浄土は深過ぎる

皆様こんにちは。尼崎 武庫之荘 浄土真宗 真光寺 楠木光雲です。

日頃使っている言葉である「仏様」や「浄土」という言葉はとんでもなく深い言葉です。

何気なく使う言葉ですので、あまり意識されない方が多いのかもしれませんが、そこには生涯かけても味わいきれないほどのお徳が込められています。

仏様イコール何ですか?と言われれば、最上の教えと命の根源と最近申し上げています。

これだけ言って、たった二つしかないのか?とお思いになられますか?

お釈迦様がお説きくださった教えは八万四千といわれております。

これはただの数字ではありません。

無量を意味するのです。

お釈迦様がお説きくださった教えだけではないです。

親鸞聖人や七高僧・・・色んな方々がお教えくださったこと全て大事な教えであり、その教え全て仏様なのです。

教えは数に出来ない無量ということです。

それから、命の根源に関してもそうです。

きわ(わくやふちという意味)がないのです。

表しようがない、量れない命ということです。

全宇宙、仏様がいない場所はないですし、満ち満ちているということです。

仏様や浄土という言葉を簡単に使う私たちですが、そこにはとんでもないほどのお徳が込められているということを忘れてはならないと思います。

南無阿弥陀仏