報恩講法要

皆様こんにちは。尼崎 武庫之荘 真光寺 楠木光雲です。

平成27年11月7日は、自坊の真光寺で、親鸞聖人のお命日の法要、報恩講法要をお勤めさせていただきます。

毎年、真光寺では、5月7日に永代経法要、11月7日に報恩講法要を行っております。

今年(平成27年)の自坊の報恩講は土曜日にあたりますので、いつもよりたくさんの方々がお見えになられることを期待しております。

一人でも多くの方に仏縁が恵まれれば幸いです。

御一緒にお勤めをし、阿弥陀様のお心を味わえたら、この上ない幸せであります。

私たちが毎日手を合わせることが出来ているというのも、全ては阿弥陀様、そして親鸞聖人や様々な方々のご苦労あってのことだと思いますので、深く感謝をし、御恩報謝のお念仏を申させていただこうと思います。

ぜひ、皆様お時間作っていただき、真光寺へお越しください。心よりお待ちしております。

 

南無阿弥陀仏

 

浄土真宗本願寺派 真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号

阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分

ホームページ http://sinkouji.main.jp/

 

南無阿弥陀仏

皆様こんにちは。尼崎 武庫之荘 真光寺 楠木光雲です。

本日は、南無阿弥陀仏についてお話しさせていただきます。

南無阿弥陀仏はよく、法乳であると言われております。

つまり、簡単に申し上げますと、母乳のようなはたらきがあるということであります。

何故、母親は赤ん坊に対して母乳をあげるのでしょうか。それは、赤ちゃんが一人で食べることも飲むことも出来ないからであります。

だから、お母さんが代わりにしっかりと食事をとり、栄養がたくさん含まれている母乳をあげることによって、赤ちゃんを育てあげていくわけであります。

南無阿弥陀仏も同じようなことが言えると思います。

私たちは徳もありませんし、厳しい修行を行うことも出来ません。煩悩だらけで自己中心的な存在であります。

だから、阿弥陀様が南無阿弥陀仏のたった6字に全ての徳と全ての行を詰め込んでくださいました。

それを、専門的な用語で「全徳施名」「万行円満」といいます。

私たちはお腹の中にいたときのこと、また、まだ小さい小さいときのことは覚えていないと思います。

もし、そのときの記憶がある方はすごいですね。けれども、大半の方々がそのときの記憶はありません。

その記憶がないときから、親様はずっとずっと大いなる愛で、このようにするのだよ、あのようにするのだよ、とお育てしてくださっておりました。

だからこそ、今の私たちがいるのだと思います。

私たちは、気付けばもう阿弥陀様のお慈悲の中にいたのであります。

「全徳施名」「万行円満」の南無阿弥陀仏をお称えし、阿弥陀様の必ずやおさめ取って捨てないという「摂取不捨」のお心を味わい、そのお心に対して一生懸命応答していく生活を送って参りましょう。

 

南無阿弥陀仏

 

浄土真宗本願寺派 真光寺

兵庫県尼崎市南武庫之荘1丁目8番5号

阪急武庫之荘駅南側 徒歩3分

ホームページ http://sinkouji.main.jp/